親子向けのイベントについて思うところ 2

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こちらの続きです。
 
 
今まで体にこれといって悩みがなかった人でも、
子どもを産んだ後にいろいろと気になることが出てきます。
産後の自分の体の変化、マイナートラブル・・・
子どもの乳児湿疹・・・
子どもの予防接種について・・・
なかなか子どもの中耳炎が治らない・・・
子どもがアレルギーをもっていた・・・
風邪を引いたらすぐ薬を飲めばいいんだよね??・・・
子どもっていつも鼻水でてるけど、毎日病院行くべきなの?・・・
その都度ネットや本でいろいろ調べて、なんとなくこれでいいのかな?
と過ごして、なかなか自分のスタンスって定まらないものです。
 
私は個人的には、風邪を引いてもいわゆる風邪薬は飲まず病院にも行かず、
ハーブティーや蜂蜜、アロマやホメオパシーで対応します。
子どもも同様で、ただ感染症が疑われる時期には、集団生活を考慮して受診しますが、
薬はあまり飲ませず、鼻水や咳は出すもんだと思って自然治癒を待ちます。
そのスタンスが、絶対!とは言いません。
ただ、自分の中でこれまでの知識や経験があって、このスタンスができあがっているので、
子どもや自分の健康を保持する上で、あまり迷いがなく、自信もついてきています。
どんなスタンスであれ、そもそもどんなジャンル
(健康以外、教育だったり、家計のことだったり、消費生活や人間関係や心の持ちようや)であれ、
自分のなかで
「あまり迷いがなく、自信がついてくる」
ことがいちばん重要なんじゃないかなあ、
と思うのです。
 
知識や経験がなくて迷いがあって自信もないと、
常に何となく不安で、いろんな情報に左右されやすくて、
お金も何かとつかってしまって、それでも不安は解消されなくて。
不安を煽るビジネスが横行するなか、これでは辛くなってしまいます。
自分ひとりのことであればまだしも、
自分の大切な家族や子どもに関わると思えば、
ますます不安が大きくなります。
だから、子どもをもつお母さんには(ほんとうはお父さんもなんだけど)、
「自分のものにした知識をベースにして、経験を経て、
あまり迷いがなく、自信がついてきた」
っていう安定した感じをつかんで欲しいなあと思うんです。
 
そのために、ほカフェでは、
「本質的な」ことを楽しく学べて、少し自分の価値観や生き方が変わるかも?
という時間と場所を提供したいなあと強く思います。
 
ここでいう「本質的な」っていうのは、
例えば、
 
前記事で紹介した岡田のりこさんもそうですが、
「風邪のときはこれを飲んでおけばいいよ!」
という情報を提供するのではなく、
「体の仕組みや風邪が治っていく仕組みを考えて、、
これを飲んでいるとベターである」
という自分の知識を作っていくようなこと。
 
「子どもがイヤイヤ期のときは、こんな風に接すればいいよ!」
という情報を提供するのではなく、
「子どもの発達として、このような時期であり、、、
こんな風に親が受け止めてあげたらこうなって、、
だからこうすると、より楽しく子育てできるな」
と知識と自分の経験を経て気づいていけるようなこと。
 
 
・・・かたいでしょうか。本質的。
 
その場で楽しくて元気になるイベントも大事だと思います。
みんなで何か作ったり、交流の場としてのイベントももちろん。
 
でも、子育てをきっかけに、「迷いの少ない自分」になっていけたら、
そんな風に自信をつけていくお母さんの横にいる子どもも、
そんな風に生きていってくれるんじゃないかなあと思うのです。
 
人生をちょっと変える場所、ほカフェ。
 
もう少し続きます・・・
 

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