あけましておめでとうございます。
昨年は、「ひよこのカフェハウス」オープンに関し、
たくさんの方に支えていただきました。
ほんとーーにありがとうございました。
こちらのブログでスタッフを募集し、
たくさんの優しい方々にシェアしていただき、
奇跡のようにいいスタッフと巡り会うことができました。
一緒に働くスタッフとして、はもちろん、人間同士として、出会えたことが財産、な人たちです。
あまり、人間関係が得意でなく生きてきたので、
今、自分から人間関係を作り出していることが、
うっすら信じられないくらいなのですが、
でも店長なので、頼りなくも仕切ったり、しています。
受け入れてもらっていることが、とてもありがたいです。
そして、おかげで、ひとりでは来られない場所に、たどり着くことができました。
9月10日に「ひよこのカフェハウス」をオープンして以来、
飲食店経験ゼロ、経営経験ゼロ、おまけにコミュニケーション軽く不全しているのに、
「やるしかない」という気合いのみで、何とか営業してきました。
スタッフを万全の体制で組んでいても、お客さんがひとりも来ない日。
2人体制でいたら、次々とお客さまがいらして、慌ててごはんを炊いたらブレーカー落ちちゃったりした日。
いろいろありますね。濃い4ヶ月でした。
こうして考えを書く時間、もう強引に作り出す以外、方法がない!
いやー店を経営するって、雇用するって、営業するって。
大変。ほんと。
最近、うちの長女さんが「まじかー」ってすごくだるそーに言うのが口癖なんですが。
毎日、「まじかー」ってちょっと思います。
ところで、「飲食店を経営している」ことに、常にじわーっと違和感を感じていて。
この違和感っていうのは、放置して生活すること、まあ可能なんでしょうが、
本当に楽しく、本意に暮らしたいのであれば、実は、いちばん危険なこと。
なので、考えてみることにしました。
「ひよこのカフェハウス」は、確かに親子カフェ的な飲食店としてスタートしました。
住宅街にあり、認知度も低く、宣伝活動まで手が回っていないという言い訳しつつ、
売上はまだまだで、厳しい経営状態です。
「もっとお客さんのニーズに応えて、客数を増やしたいな」
と思ってしまうと、メニューの種類を増やす、、サービスを充実させる、、の方向に考えがちです。
実際、考えました。
ごはん、麺、しかないので、パンをメニューに加えないと。
甘いもののオーダーメニューがないから、考えないと。
季節に合わせて、限定メニューとか。
飲み物のバリエーション増やさないと。やっぱりラテか。ラテなのか。
といった具合に。
お客さんに対しても、「お客さまだから」的な。
「?」と思うようなことや、正直困ることがあっても、「お客さま」だからある程度やむを得ない、
ということを「サービス」としてもやっとして飲み込む。ような。
うーん。でも。
私、人気の飲食店を作りたいんじゃないんだよなーー
東和ひよこの家共同保育所が、地域の子育て世帯に必要とされていた
↓
閉園しても、その場所を
「みんなが集まってゆっくりできたり、おいしくて安心なものが食べられたり、助け合えたりする場所」
として残すべき地域資源だと思った
↓
借りて、おいしくて安心なものが食べられて、
ゆっくりできる場所としてオープンした
で、今ここなので、
足りないのは「助けあえたりする場所」になっていないこと
であって、
千客万来で人気の親子カフェになること
ではないのである。
すっきり!!
ただの人気の親子カフェになんて、するもんか(ー_ー )ノ”
大体、カフェ経営なんて面倒なこと、それ自体が目的でやれる性格でもない・・・
そういうわけで、2019年は何とかオープンまでこぎつけたこの場所を、
いかに助け合えたりの前の段階、「みんなの場所」にしていくか、を企てていこうと思います。
私が借りて家賃払ってますが・・・みんなの場所、にしたいんです。ほんとは。
私、少々脳にダメな癖があって、人の顔と名前を覚えられないという接客業的にあり得ない性質で、
みんなっていっても、正直みんなが誰か、分からないw
分からないくらい、誰でも、必要とする人が、来て元気になったりしてくれたらいいなあ、と思っています。
2019年、ほんとの意味での「ほいくえん的カフェ」、に少しずつ近づきますよー