人が「楽しく」生きるには、
子どものときに楽しく生きた経験を。
子どもの楽しい暮らしには、
まず母親に楽しい暮らしを。
このふたつが、ほいくえんカフェ(仮)の事業理念です。
それぞれの「幸せ」は、「幸せを感じる心」が備わっていて初めて感じることができます。
私は「幸せを感じる心」は子どものときに作られると思っています。
おなかいっぱいおいしいごはんを食べたとき。
心ゆくまで遊んで、くたくたになって眠るとき。
大好きな誰かと心を通わせて笑ったとき。
知らないことを知って、発見して、おもしろかったとき。
明日も楽しいことがあるぞ、と期待できる、安心して過ごせる日常。
これって楽しいな、もっとしたいな、そんな思いが積み重なって、
自然と幸せな方向にポジティブに生きていく力になっていきます。
逆に子どものときに楽しい経験が少なく、「幸せを感じる心」の力を育つことができなかったら。
何かをもっと「したい」という気持ちが感じづらく、
何をしていても「させられている」ような感覚、
幸せを感じづらいので満たされない、そんな生き方になってしまうのではないでしょうか。
「楽しい!」経験は武器になります。
人生でつまずいても、積み重ねた楽しかった経験がポジティブな方向に呼び起こしてくれます。
楽しい子ども時代を過ごした大人を増やすことは、
世界を幸せにする最短コースなのです!
「 子どもの楽しい暮らしには、まず母親に楽しい暮らしを。 」
子どもにとって母親は自分の命を左右する唯一無二の存在です。
お母さんに好かれていたいし、笑ってもらうと安心するし、怒っていると心が締め付けられたように苦しくなります。
なぜなら、お母さんに放って置かれたら生きていけないからです。
お母さんに嫌われて食事や世話をしてもらえなくては生きていけないかもしれない。そんな本能的な恐怖から始まり、愛着が形成されていきます。
大好きなお母さんの機嫌の良い状態、それが子どもにとっては最高に安心できる幸せな居場所になります。
そして、安心できる居場所にいて初めて、自分の「幸せを感じる心」を作っていけます。
母親が子どもに幸せな生き方をさせたかったら、まず母親が幸せになること。
母親が楽しく機嫌良く幸せである姿を見て育つと、
子どもの脳内では「生きるってこういうことか!」とイメージされ、
自分もそう生きていくでしょう。
母親がいろいろ我慢して辛そうに生きている姿を見て育つと、
子どもの脳内では「生きるってこういうことか!」とイメージされ、
自分もそう生きていくでしょう。