喫茶ランドリーで居場所作りを考える

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今、居場所作りをしたいという人たちがたくさんいます。
先日、ずっと行ってみたかった保育園の見学に行くことができて、
同じように親子を対象とした居場所を作るため見学希望で訪れる人たち、
特にプレーパークを開く団体が増えていると聞きました。
全国的にも足立区でも空き家を活用してコミュニティーを活性化させよう、
という動きが盛んです。

私は今のところ団体でなく個人で”ぼっち”で、
資金も潤沢に用意できるわけでもなく、
子どももまだ小さく時間も自由に使えるわけではなく、
お店を開業するには弱点だらけです。
こんな最弱な私でも居場所作りをしてみて、そこへ少なからず人が訪れてくれたという現実を作れたら、

私もやってみたかった、できるかも、という人がチャレンジして、
町に様々な小さな居場所がたくさんできるかもしれません(妄想)。

 

喫茶ランドリーは、デザインで人の自発性を促しているそう。
「自分から何かしたくなる場所」が計算してつくられていて、
自然と地域住民が主役になっています。
お会いしたスタッフの方も客から自発的にスタッフになり、
ミシンの得意な客がワークショップを開いたり、
パン作り会や、展示会や、散髪のイベントや・・・
すべて店側から「やりませんか?」と提案したのではなく、
客側から生まれてきた発想や要望。
地域住民の居場所作り、をしたのではなく、
地域住民に居場所を作らせた、という感じでしょうか。
しかも洗濯という家事をきっかけに!

結局、自分の心地いい場所は自分で作るものなのでしょう。
そして、心地いいと感じる場所は、人それぞれ。
地域に複数の小さな「居場所」の種が増えれば、
自ずと自分の心地いい「居場所」をもつ人が増えていくだろうし、
「ほカフェ」を、その種のひとつとして、育てようと思います。

各地から訪れる人が書き残していくノートに、私も書かせていただきました。

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