保育園児との格差が大きい!

Pocket

 保育園の恩恵にあずかれる子どもとそうでない子どもの差、それは

「保育園に入った子ども」と「入っていない子ども」

言い換えると

「両親が仕事をしている子ども」と「片方の親が仕事をしていない子ども」

です。

 
もっとも、今は待機児童問題が深刻で、
「保育園に入っていない子ども」には
「保育園に入れなかったので仕事をあきらめた親の子ども」もいたりします。
つまり、
恩恵にあずかりたくてもあずかれなかった子どもと、
保育園に入れて恩恵にあずかれた子ども、の間にはもはや、
 

親の仕事の有無さえも関係せず、

ましてもともと、

子ども自身にはその差は全く由来していないのです。
 
そしてこの差がどれだけ不公平なのかは、
数字でも出ています。

 

これは足立区の認可保育所の利用申込案内に掲載されている、
子どもひとり当たりに月額保育経費がかかっているかという案内です。
0歳児月額448000円、1歳児252000円、2歳児227000円。
これだけの経費が「保育園に入った子ども」にはかけられていて、
そのうち約9割が国、都、区の負担、つまりは元々私たちが払った税金で賄われています。

こういう視点から見ても、
同じ東京都足立区に生まれた子どもたちに、
大きな格差が生じていることが分かります。