保育園児との格差が大きい!

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保育園という道を選ばなかった、もしくは選べなかった場合、
一般的には3歳で幼稚園に入園するまで、ほとんどの時間を母親と過ごす場合が多いでしょう。

健全な発達に欠かせない規則正しい「生活」は、ほぼ親に委ねられます。
これ、結構大変だったりします。

朝は早めに起こして
しっかり朝ご飯を食べさせて
遊ばせて
昼ご飯を食べさせて
午睡させて
おやつを食べさせて
遊ばせて
夜ご飯を食べさせて
お風呂に入れて
早めに寝せる

これをよどみなく繰り返し、その合間合間で家事や用事も済まさなくてはならない。
子どもが添い寝じゃなくては寝なかったり夜泣きしたりすれば、
自分の時間の確保は容易ではなく、ストレスがたまります。。
でも子どもの規則正しい生活習慣の獲得は、
お母さんにかかっているので頑張るしかありません。

足立区では無料で受けられる子どもの健診が、
3・4ヶ月、6ヶ月、9ヶ月、1歳半、3歳の合計5回が受けられます。
ただしこの5回は集団検診で毎回違う医師が担当します。
同じ医師が定期的に子どもを診て発達の状態を見守ってくれるわけではありません。
基本的に以外、長期的に関わっておらず
相談相手は、自分から支援センターや相談窓口に探しに行かなければ得られません。

そして、親が祖父母や周りからのサポートを得られず、
いわゆる「ワンオペ育児」をしている場合は特に、
子どもは両親以外の大人と接する機会が少なく、
両親以外の大人に安心したり信頼したりする機会を逸します。

私は特にこのことがこの時期の子どもにとっての大きな損失と感じます。

親だけで、
「自分は大事にされる存在なんだ」という「基本的信頼感」を

子どもの中に構築してあげるのは、とても難しいです。

「ワンオペ育児」で余裕がなければなおのこと。
 
保育園に入れば得られる、
「生活」 と 「常に複数の人に見守られている環境」
が、容易には得られない子ども時代になってしまいます。

さて
これらの保育園の機能の恩恵をあずかれる子どもとそうではない子どもの差はなんでしょうか。