さて、保育園では「生活」を家庭と共に作る以外にもいろいろなことをしてくれます。
例えば、家庭より当然玩具の種類は多いし、配慮された環境で過ごせるので、
日々の遊びや体験が豊かになります。
でも私がいちばん娘たちにとってよかったと思うのは、
「常に複数の人に見守られている環境」
で育つことができた、ということでした。
小さな保育所でも、担任の職員は2人以上、その他4〜5人の職員と接します。
そして栄養士、施設の嘱託医、他の園児やその保護者とも日常的に交流をもちます。
そして栄養士、施設の嘱託医、他の園児やその保護者とも日常的に交流をもちます。
母親や父親以外の人が、当たり前に愛情を注いで世話をしてくれること。
それを当たり前のように受け入れていける環境が、ごくごく小さいときからあることで、
子どもの中には、
「自分は大事にされる存在なんだ」という「基本的信頼感」
が芽生え、
それはポジティブに生きていくための基礎、
「自己肯定感」の獲得
へとつながっていきます。
そして保育所という場所では、
子どもの身体的、精神的両面の健全な発達を守り促すため、
様々な面から環境に配慮し、乳児期は特にひとりひとりの発達に即した保育の計画を立て、
丁寧に子どもを保育することになっています。
年に複数回の定期的な身体測定や嘱託医による健康診断があり、
健康や発達に気になる点があれば、
担任の保育士、それ以外の保育士、嘱託医、場合によっては専門家など、
複数の大人で長期的に見守って、親子をサポートしてくれます。
比較して、保育園に入らない、または入れなかった子どもはどうでしょうか。