2010-11 2nd 1〜3節 【今月のベストプレー2本】


今回は2チームの各1プレーずつを取り上げてみる。

双方に共通するところは攻撃に3枚の人数を掛けている点。

相違点は、相手のディフェンスが3枚と1枚。

似ているようで、パスムーブのビルドアップと、完全なカウンター攻撃という
全く逆の攻撃スタイルであるが、双方、各々の教科書のようなプレーでゴールを決めている。






カテナイチオのプレーは狭いコースをシンプルにはたきながら繋ぐことで、ディフェンスを寄せ付けず、空いたコースにお互いが連携しながら走りこむため、最後のフィニッシュまで一定のテンポでゴールを目指すことが出来ている。

アシストの瀧尾はしっかりと使われることを意識したランニングをしているし、シュートも素晴らしいが、杉山も渡辺に預けた後のフリーランニングの方が賞賛されるべきプレーである。

しかし、この一連のプレーのMVPは渡辺であろう。一見ちんたら走っているように見えるが、前後左右の二人の走りこむプレイヤーの動きを把握し、コントロールすることで、敵にプレスをかけさせる余裕を与えなかった。




一方、ケッテノムのプレーはジョニー高橋のボールカットが、まず秀逸。

岡田、内田、高橋は同時にそれをスイッチとして、走り出しているのだが、注目すべきは、走り方である。

敵の枚数が少なかったこともあるが、一旦ワイドに展開し、コースを切りにくくしながら、内田はシュート直前にキーパーとディフェンスの間の切りにくい所に顔を出す動きをしている。惜しくもシュートは正面に飛んだが、この「外す動き」が素晴らしい。

尚、岡田の走り方も教科書どおりだ。

カウンタースイッチは同じくしても、その走り方に特徴がある。

高橋が、シュート、内田にパス、岡田にパスと選択肢を増やせるよう、ゆっくりとテンポを落として併走し、ペナに入っていくところから加速しているのである。カウンター時は気持ちが焦って一斉に全速力で上がってしまう局面が多いが、カウンター攻撃のときこそ、テンポ、走り出しをずらす工夫をすることで、フリーで受けられる場面が増えるのである。

2011/02/05(Sat) 17:03:42 | FFL2008
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