最終節、激戦を制したラマンが優勝!リーグ初代王者に!

 FFLマスターリーグ第8節が5月18日、千駄ヶ谷スタジアムで開催。風は強かったが、気温、湿度とも絶好のコンディションの中、最終節を迎えた。ラマンとアーゼの2強にしぼられた優勝争いは最後の最後までもつれたが、シルクドゥラマンが激戦を制してFFLマスターリーグの初代王者の座を手中にした。

 首位ラマンと2位アーゼの勝ち点差は3。直接対決で勝利すれば勝ち点の上ではアーゼにも優勝の可能性は十分ある。だが得失点差は6点、開いていた。アーゼは初戦のコスタ戦でこの得失点差を埋めるべく、序盤から猛烈な攻撃をしかけ、8−1でコスタを下し、直接対決直前に得失点差を0にして、最終決戦に臨んだ。一方、ラマンはいつも通り。堅い守りでひたすらカウンターを狙うスタイルは変えず、コスタには1−0で勝利しアーゼを迎え撃つ。
 直接対決は、前半はどちらも譲らずスコアレス。だが後半に入ると、アーゼの猛攻が始まる。サイドから真ん中からミドルから飛び出すシュートを、ラマンは堅い守備とGKのファインセーブでしのぐ時間帯が続いたが、得意のカウンターでラマン青木が2点ゴール。すぐにアーゼ馬場に1点を返されたが、ラマン小倉にダメ押しゴールを決められタイムアップ。ラマンの優勝が決まった。マスターリーグ初代王者、誕生の瞬間だった。

 個人では、得点王のラマン藤田がノーゴールに終わったものの、2位のアーゼ馬場は3ゴール、アーゼ林は2ゴールで、藤田が逃げ切りで得点王を獲得。女子では、アーゼ丸山がうれしい初ゴールを決めたが、得点女王は決勝ゴールを決めたラマン青木が通算2ゴールで久しぶりの女王に輝いた。


アレッサンドロ  in Munich


FFL−Master

FFL-Master 第8節 試合結果
1) シルクドゥラマン 1 − 0 コスタデルソル
  野本   − 
2) コスタデルソル 1 − 8 AZアルキマール
 長崎 − 岡田、林2、馬場2、丸山2、大口
3) AZアルキマール 1 − 3 シルクドゥラマン
 馬場 − 青木2、小倉



第8節、リーグ終了時点 
1. シルクドゥラマン 勝ち点33 (10勝3敗3分 得失+14)
2.AZアルキマール 勝ち点27  (8勝5敗3分 得失+10)
3. コスタデルソル 勝ち点8 (2勝12敗2分 得失−24)



得点王:
. 藤田(ラマン)12
. 馬場(アーゼ)11
. 林(アーゼ)10

得点女王
. 青木(ラマン)4
. 石塚(アーゼ)2
. 内田(コスタ)2
. 丸山(アーゼ)2



 
 なし

 なし

(前節からの累積)

 岡田(アーゼ)


<試合実況>

<1>ラマン vs コスタ:この一戦に勝てば優勝をぐっと引き寄せることになるラマン、最後に一矢、報いたいコスタ。コスタは前半、ラマン陣内で有利にボールを支配し、シュートを連発するが、なぜかポストやバーに嫌われ、ゴールを割ることができない。ラマンはコスタの攻撃に耐えながら、カウンターのチャンスを狙う。前半、ラマン野本が、その唯一ともいえるチャンスをきっちりモノにし先制。この1点を後半に入っても、がっちり守り、逃げ切り。コスタはあと一歩およばず。

<2>コスタ vs アーゼ:「優勝のためには大差をつけて勝つ!」。得失点差でラマンに引き離されているアーゼは、この試合で1点でも多く得点することが至上命題。コスタも意地を見せたいところだったが、アーゼ岡田に先制されると、馬場、林も続けてゴール。さらに丸山の今季初ゴールも飛び出し、前半だけで5点を献上。後半もアーゼの勢いは止まらず、馬場、大口、林の3ゴールで大量8得点。コスタ長崎がゴール前、うまく持ち込んで1点を返したものの焼け石に水。

<3>アーゼ vs ラマン:この試合前、アーゼは勝ち点27、得失点差+12、ラマン勝ち点30、得失点差+12。今季の最終戦は、勝ったほうが優勝という、ライバル同士による頂上決戦となった。前半はラマンがボールを支配。自陣でボールをキープしながらカウンターのチャンスを狙う。アーゼもカウンターを嫌い不用意にボールを取りに行かないが、ボールを取ったときには3人で果敢にアタック。だがGKのファインセーブにも阻まれ決められない。後半に入っても膠着状態がしばらく続いたが、勝たなければ優勝の目がないアーゼは少しずつラインを上げ、徐々に攻め始める。しかし焦りからかシュートに精度を欠き、あと一歩のところで攻めきれない。そのスキを突いてようやくラマンのカウンターが決まり始めたころ、ラマン藤田からボールを受けた青木が値千金のゴールで2点を先制。すぐにアーゼ馬場に決められ1点差とされたが、そのあとは落ち着いて守備を固め、またもやカウンターでラマン小倉がダメ押しとも言える3点目。これで勝負あった。最後はケガで出場できなかったキャプテン八木岡を投入する余裕までみせたラマン。長いリーグが終わった。



<18.May. 2012>
 2リーグ制になっての初代王者はシルクドゥラマン。開幕前の下馬評ではどちらかと言うと低い評価だったラマン。だが、優勝への片鱗は、開幕戦から見せていたのかもしれない。雨の森下スタジアムでの試合が思い起こされる。ラマンはフランスのチームでありながら、プレースタイルはイタリアそのもの。だがそのスタイルは一戦ごとにメンバーの中で醸成され、作り上げられていったものではないだろうか?それが各メンバーの長所を最大限に活かすスタイルだということに、いち早く気づいたのがラマンで、それが優勝への原動力になったと思う。
 そのラマンを最後の最後までおいつめたアーゼ、今季は残念な結果ではあったが常に見せる試合をしてくれたコスタ。この2チームにも最高の賛辞を贈りたい。

 2リーグ制で、マスターリーグは息を吹き返した。だがプレミアリーグはまだまだ建設途上のまま、シーズンを終えてしまった。これから開幕まで約2ヶ月のバカンスに入る間に、話し合わなければならないことは山積している。だが、2リーグ制導入が成功だったと、誰もが思える日が早く来ることを願ってやまない。

アレッサンドロ in Munich




ついにラマンが一歩リード!混戦を制するのはラマンかアーゼか!?

 FFLマスターリーグ第7節が4月20日、千駄ヶ谷スタジアムで開催された。すっかり春らしくなり、神宮の新緑まぶしい絶好のコンディション。ここまでお互い一歩も譲らぬラマンとアーゼ。その勝敗の行方に注目が集まった。

 アーゼは初戦、コスタを相手に、前半はスコアレスながらも、後半は順調に加点、OGを許したもののきっちり勝利。ラマンの試合を見守る。ラマンは目の前でアーゼの勝利を見せつけられたが、堅い守りとカウンターでしっかり勝利。この勢いに乗ったか、最終戦の首位決戦、アーゼ対ラマン戦では混戦、予想されたが、ラマン藤田が爆発。前半だけでハットトリックを決め、ラマンがそのまま逃げ切った。ラマンは勝ち点3差を付けて再び首位を奪取。最終節に向けぐっと優勝を引き寄せた。

 個人では、ラマン藤田がはっとトリックを含む4ゴールを決め、通算12ゴールで得点王に。2位には、ラマン八木岡、アーゼ馬場、アーゼ林の3人が8ゴールで並んだ。得点王争いは藤田が一歩リード。
 この日は、残念ながら女性選手のゴールはなし。アーゼ石塚、ラマン青木、コスタ内田の3人が2ゴールのまま。女王争いは1ゴールの勝負になりそうだ。


アレッサンドロ  in Beijing


FFL−Master

FFL-Master 第7節 試合結果
1) AZアルキマール 2 − 1 コスタデルソル
  林、岡田 − O.G. 
2) コスタデルソル 0 − 2 シルクドゥラマン
      − 藤田、小倉
3) シルクドゥラマン 3 − 0 AZアルキマール
 藤田3 − 



第7節終了時点 
1. シルクドゥラマン 勝ち点27 (8勝3敗3分 得失+11)
2.AZアルキマール 勝ち点24  (7勝4敗3分 得失+5)
3. コスタデルソル 勝ち点8 (2勝10敗2分 得失−16)



得点王:
. 藤田(ラマン)12
. 馬場(アーゼ)8
. 八木岡(ラマン)8
. 林(アーゼ)8

得点女王
. 石塚(アーゼ)2
. 青木(ラマン)2
. 内田(コスタ)2



 
 なし

 なし

(前節からの累積)

 岡田(アーゼ)


<試合実況>

<1>アーゼ vs コスタ:優勝に向け負けられないアーゼ。その焦りが出たのか、前半はやや守備的な展開。一方、コスタは引き気味のアーゼに果敢にアタックをしかけるが、アーゼディフェンスの前にシュートが打てない。後半に入るとようやくアーゼの攻撃がつながり始め、林のゴールが決まって先制。、続いて岡田のゴールで突き放したかに見えたが、コスタの反撃に会い、オウンゴールを献上してしまう。なんとか逃げ切り、貴重な勝ち点3を上げたアーゼだったが、攻守のバランスに不安の残る一戦となった。

<2>ラマン vs コスタ:アーゼが勝ち、こちらも負けられないラマンだったが、優勝へのプレッシャーも感じさせず、マイペースで試合を進めると前半に藤田が先制ゴール。その後、コスタが攻めてくる場面では全員でゴールを守る。後半に入ると、コスタのすきを突いてカウンター。小倉が貴重な追加点を上げると、あとはかっちり守備固め。こちらも勝ち点3をものにした。なお、この試合で残念ながらコスタは今季10敗目。

<3>ラマン vs アーゼ:この試合直前まで、ともに勝ち点24、得失点差+8というまったく互角の両者。勝てばぐっと優勝を引き寄せられる今季の天王山ともいえる大事な一戦。試合も両者、一歩も譲らず、、という展開を予想していたが、ふたを開けてみれば、ラマン藤田が前半だけでハットトリック達成の3ゴール!後半はがっちりゴール前を固めたラマンがなんなく逃げ切りで圧勝。ラマンが勝ち点3差をつけて首位に立った。



<20.Apr. 2012>
 アーゼとの直接対決を制したラマン。これで優勝に王手をかけたのはラマンとなった。だがその差はわずかに3。これが4であればまずまず優勝は決まりと言うところだが、まだわからない。次節の直接対決でアーゼが勝てば、この差は消えてしまう。コスタとの勝敗いかんでは、まだ優勝の行方はわからない。
 ただ1つ、ラマンが圧倒的に有利なことがある。言わずと知れた「得失点差」だ。今日の勝利は大きい。だが単に勝利が大きいのではない。3点差を付けてもぎ取った勝利だからこそ、その価値は大きいのだ。得失点差はラマンが+11、アーゼは+5。ラマンがコスタに負け、アーゼと引き分けても、はたまたコスタに勝ったもののアーゼに負けたとしても、2点差であれば、優勝はラマンに転がり込む。

 こういう流れになると、「あの試合でもう1点取っておけば」とか「あのゴールさえ許していなければ」と、以前の試合が思い起こされるものである。
 そして、それがリーグだ。

 2リーグ制になった最初のシーズン、まもなく初王者が決まる。決戦は5月18日。

アレッサンドロ in Beijing



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