9月3日、FFL第4〜6節が神宮、信濃町スタジアムで開催された。9月に入っても猛暑日、熱帯夜が続く異常気象のなか、その暑さに負けない、熱い闘いが続いた。どのチームもこの日が新ユニフォームのお披露目。そのせいか、どれも気合の入った試合。だが総じていえるのは、リーグ全体が守りを重視していること。シュートの打ち合いというより、いかに打たせないかが見どころになった。
この日、好調だったのはFCバウム。初戦のケッテ戦を4−1で下すと、コスタ、ACカに対しては1点差で守りきる磐石のゲーム運び。勝ち点13で首位に立った。2位には1勝1敗1分のACカが勝ち点9で続く。前節まで首位のケッテは勝ち点を伸ばせず、コスタは引き分けが3つあるものの、いまだ勝利なしという結果になった。なお、前回、時間切れとなったバウムvsACカの後半戦が行われ、0−0、トータルスコア1−3でACカが勝利。
個人では、この日、3ゴールのバウム市瀬が通算4ゴールで指定席に復帰。ACカの杉山とケッテの宇佐美が3ゴールで続いている。以下5選手が現在2ゴールで、誰が抜け出すかは、まだまだわからない。残念ながら、女子のゴールはなし。
アレッサンドロ

in Shanghai
Friday Futsal LeagueFFL 第4〜6節 試合結果1) ACカテナイチオ 0 − 0 コスタデルソル − 2) ケッテノム・ホットスパー 1 − 4 FCバウムクーヘン 高橋 − 川嶋、佐々木、市瀬23) FCバウムクーヘン 1 − 0 コスタデルソル 佐々木 − 4) ケッテノム・ホットスパー 0 − 1 ACカテナイチオ − 濱口5) ケッテノム・ホットスパー 2 − 2 コスタデルソル 宇佐美2 − 山端、馬場6) FCバウムクーヘン 2 − 1 ACカテナイチオ 川嶋、市瀬 − 杉山
第6節終了時点 1.FCバウムクーヘン ◇勝ち点13 (4勝1敗1分 得失+5)
2.ACカテナイチオ
◆勝ち点9 (2勝1敗3分 得失+2)
3.ケッテノム・ホットスパー
◆勝ち点6 (1勝2敗3分 得失−3)
4.FCコスタデルソル ◆勝ち点3 (0勝3敗3分 得失−4)
得点王:1.市瀬(バウム)4
2.杉山(ACカ)3
2.宇佐美(ケッテ)3
得点女王1.守山(バウム)2


(なし)

川嶋(FCバウム)
(前節からの累積)
なし
<試合実況><1>◆ACカvs◆コスタ:ライトブルーのACカ、ブラックのコスタ。どちらも新色のユニフォームでの対決。攻守にバランスの取れた両チームの闘いは、ハイレベルの守備が光った。1人で決められるFWをお互い抱えながら、最後のシュートはまともには打たせない。キレのあるカウンターを展開してもチームで守る。結果はスコアレスながら、一進一退に見ごたえのある試合。
<2>◆ケッテvs◇バウム:バウム川嶋に先制ゴールを許したものの、前半は何とかこの1点でしのいだケッテ。だが後半に入るとバウムFW陣を止められない。バウム佐々木に2点目、市瀬に3点目を決められ万事休す。ケッテは高橋が一矢を報いたものの、最後は市瀬で4点目を決められ敗戦。
<3>◇バウムvs◆コスタ:1試合目、4ゴールで波に乗るバウム。一方、スコアレスで堅守をみせたコスタ。この試合でもコスタはその堅い守りでバウムが次々繰り出す攻撃を抑え込んでいたが、一瞬のスキを突かれバウム佐々木にゴールをこじ開けられた。後半に入っても、堅守はキープできたが、勝つための1点はモノにできず。攻撃力に課題が残った。
<4>◆ケッテvs
◆ACカ:1試合目、大量失点のケッテだったが、この試合ではすぐに守備を立て直してきた。だが、前半、ACカ濱口が技ありゴールで先制。後半はケッテの攻撃時間が続く。ACカは4人全員が自陣での守備に追われる。あわやっ!というシーンもあったがGKのスーパーセーブもあり、ケッテの攻撃陣を退けると、何とか1点を守り切った。
<5>◆ケッテvs◆コスタ:往年のフィオレンティーナを思わせる紫のケッテとスペインの情熱の赤から漆黒へと変わったコスタ。スピード、テクニックとも今夜、最高のパフォーマンスを見せてくれた。前半は紫のケッテがボールを支配。適確なパスでコスタゴールに襲いかかりFW宇佐美が2ゴールを確実に決めてリード。だが後半に入ると、ボールの支配率は黒のコスタに。ハーフウェイを超えると個人技でゴールまで持ち込みシュートを浴びせる。山端、馬場と続けてゴールが決まり、ついに同点。試合はそのままドロー。
<6>◇バウムvs
◆ACカ:勝ったほうが首位となる大事な試合。ここまで鉄壁の守備を見せていたACカだったが、前半、バウム川嶋にゴール前までするすると持ち込まれ先制を許す。一方、バウムもACカのカウンターを守りきれず。ACカ杉山がゴール前で冷静にシュートを決め同点。後半はどちらも守備重視の布陣のなか、バウム市瀬がACカ守備陣のわずかなすき間を狙ってゴール左すみに決め、再びリードを奪うとあとは逃げきった。
<3.Sep. 2010> 今夜から4チーム揃って新ユニフォームに衣替え。コスタが赤から黒へ、バウムは黒から白へ、ケッテが白から紫に、それぞれチームカラーが変わった。どれがバウムでどれがケッテか?コスタはいないのか?など、戸惑うこともあったが、試合が始まるとそれぞれのチームの素晴らしいプレイの連続に釘付けになった。
現在、試合時間は7分ハーフ×2。数年前まで5分で戦っていたことを考えると40%も試合時間が長くなっている。加えてスピードも早い。見ていると7分間、フルでプレイしている選手は少なく、どのチームも途中で交代しながら試合を組み立てている。そうしなければ勝てないほど、FFLのレベルが上がっている証拠でもある。だが一方で、その日にスタジアムに来たメンバーすべてを、平等に試合に出場させようというキャプテンたちの気持ちも感じられた。その条件下で、いかにいい流れを作り出せるか?がキャプテンの腕の見せどころとなっていくのだろう。今年も楽しみになってきた。
ただ、一つ、気になるのは、手を使って相手を押さえるなどラフプレイも目立ったことだ。カードは1枚しか出なかったが、これは少なすぎるのではないか?熱いのもいいが、”クール”な試合を期待したい。
アレッサンドロ in Shanghai
